果実がゴロゴロ、香り豊かな、さくらんぼジャムの作り方。三温糖を使ってコクのある甘さに。
ご近所の方から「さくらんぼ」をいただきました。
半分は生で食べまして、残りの半分でジャムを作ってみました。
さくらんぼの実をなるべくつぶさずゴロゴロしたものを作りたかったので、灰汁(アク)取り以外はなるべく触らずに、コトコト煮詰めました。
ジャムというより、甘煮、みたいな仕上がりになりましたが
果実一粒一粒がプリッとしてジューシー♪
1つ発見があって。
生で食べたときよりも、さくらんぼの香りが強いんです。
ヨーグルトのトッピングにしたら最高に美味しかったですよ。
ケーキの生地に混ぜて焼いてもいいかもしれませんね。
欧米っぽく、チェリーパイもいいんじゃないかしら。
さくらんぼジャムの作り方
材料
・さくらんぼ
・三温糖(種を取ったさくらんぼの重さの半量)
・レモン汁
・使用する鍋は、ホーロー
ジャム作りって基本グラニュー糖じゃないの
手作りジャムに使う砂糖といえは、グラニュー糖や白砂糖。
でもわたしは、日頃からわが家で料理に使っている三温糖で作ってみました。
(白砂糖、グラニュー糖が家にないのです)
ちょっと不安に思いましたが、結果大成功。
コクと甘味を引き出してくれるので、三温糖、おすすめ!
では作り方です。
作り方
さくらんぼをよく洗う。
種を取り出します。鍋の上で作業すると、果汁も鍋の中に入ります。
種は捨てずに使用します。加熱すると、ペクチンという、とろみをつける成分が出るのだそう。
ペクチンについて|お菓子作りパン作りの材料と道具の専門店クオカ
ペクチンは食物繊維の一種で、植物の細胞をつなぎあわせる接着剤のようなもの。水に溶け出して、糖や酸と一緒に加熱されることでとろみがつく性質があります。これがゼリー化といわれ、ジャムのとろみになる性質です。
種はお茶パックに入れました。
三温糖(もちろん砂糖でもいいですよ)を入れて、全体を混ぜ、しばらく放置。
果汁が出てきました。
レモン汁(仕上がりの色がきれいになります。入れ過ぎ注意。)を加え、弱火でコトコト煮ます。
灰汁(アク)が出るので丁寧に取り除く。
できあがりです。ずいぶん量が減りましたが。
私は汁気がなくなるまで煮詰めました。(さくらんぼ250gで約30分)
さくらんぼの香り、生よりもジャムにしたらよくわかりますよ。
さくらんぼは今が旬ですね。
そのままでも美味しいですが、ジャム作りは意外と簡単ですので、一度お試しください!
参考
アヲハタ|手作りジャム入門|おいしいジャムの作り方
お菓子作りパン作りの材料と道具の専門店クオカ|ジャムに適した砂糖選び