個人向け国債 〔貯め方・殖やし方〕
ここでは安全性が高く人気のある個人向け国債についてご紹介します。
国債のしくみについて簡単に説明すると・・・
わたしたちが国債を買うということは、「国にお金を貸してあげる・提供してあげる」ということになります。国は、お金を貸してもらった代わりに「借用証書=国債」を発行し、借りたお金の利息に相当する「利子」を国債の購入者に払います。
そして、満期(償還日)には元金が戻ってきます。
個人向け国債のポイント
- 国が発行する安全性の高い債券です。
- 【固定金利5年】と【変動金利10年】の2種類です。
- 1万円から手軽に始められます。
- 半年に一度、利息が受け取れます。
- 発行から一定の期間は、原則中途換金ができません。
上のポイントを含め、さらに細かく説明します。
個人向け国債の発売時期は?
販売時期が決まっています。年に4回発売され、発行月は、4月、7月、10月、1月です。
募集はそれぞれ、1ヶ月ほど前から始まりますので、6月、9月、12月、3月です。
募集期間は、10営業日程度(約2週間)となっています。
郵便局では、すぐに売り切れてしまう店舗もあるようですので、発売のスケジュールなどは、前もって確認しておくといいですね。
個人向け国債の今後の発行スケジュールは、財務省の「個人向け国債のホームページ」でご確認ください。
個人向け国債は、どこで買えるの?
郵便局、銀行、証券会社です。どの機関で購入しても、発行条件(金利や償還日など)や中途換金の金額が異なることはありません。
違いがあることといえば、口座管理手数料の有無でしょうか。
銀行は管理手数料(年1,260円)がかかる場合が多いです。最近は、大手の銀行をはじめ無料のところも増えてきています。
郵便局、証券会社は無料です。
個人向け国債の金利のしくみ
個人向け国債 固定5年
発行時点での実勢金利を反映した利率で、5年間固定されます。仮に、発行時点での利率が0.6%であれば5年間0.6%の金利が変わらずつくこととなり、一定の利子が手に入るというわけです。
個人向け国債 変動10年
半年ごとに適用金利が替わる変動金利制です。たとえば国債を金利0.60%で購入したとします。この0.60%は、購入日から当初半年の間の金利ということになります。そのあとの適用利率は実勢金利が反映され都度決定されます。
変動金利ということは、途中で金利が上昇した場合は受け取る利息も多くなりますが、金利が低下した場合は利息は少なくなります。
ただし、金利低下の場合でも、最低利率0.05%を下回ることはありません。
個人向け国債の解約時に注意すること
国債を購入してから一定期間経過後、中途換金することができます。
個人向け国債 固定5年
発行から2年経過すれば1万円単位で中途換金が可能。ただし、直近4回分の税引前利子相当額を支払う必要があります。
個人向け国債 変動10年
発行から1年経過すれば1万円単位で中途換金が可能。ただし、直前2回分の税引前利子相当額を支払う必要があります。
このように、中途換金する場合は、中途換金調整額が発生することにより、換金額が購入時の払込金額を下回る「元本割れリスク」があります。
※元本割れするケースをなくすため、平成20年4月より中途換金調整額の計算方法が変更されるようです。
【財務省】個人向け国債の中途換金調整額の計算方法の変更について
個人向け国債の申し込み・購入の仕方
次に国債の申し込み・購入の仕方について説明します。
国債専用口座の開設が必要
口座取引は、券面(証券の現物)を保有することに比べ、偽造・変造などのおそれがないので安心して取引をすることができます。
国債の専用口座を作ろう
銀行で普通預金口座を作る場合となんら変わりはありません。
利息の受け取り
証券会社の場合、MRFなどでの運用、銀行振り込みなど指定することになります。
金融機関によって多少違いますので確認してくださいね。
※MRF=「証券総合口座」。銀行でいう総合口座と同じようなもの。眠っているお金を自動的に運用してくれる口座です。 ■もっと詳しく→All About マネー用語【MRF】
申し込み・購入の方法
- 窓口で購入・・・郵便局や銀行、証券会社の窓口へ直接出かけて申し込み。
- 電話で購入・・・一部証券会社・銀行では、専用コールセンターなどから申し込み可能。
- インターネットで購入・・・個人向け国債を取り扱う証券会社のホームページから申し込み。
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個人向け国債をタイミングを逃さずに購入しようと思われていらっしゃる場合は、口座開設の手続きだけでもされておいてはいかがですか。
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個人向け国債は、1万円から手軽に始められ、人気の高い金融商品です。
発売後すぐに売り切れになってしまう郵便局もあるほど。
しかし、手軽とはいえ、預け入れ期間は5年、10年と長く、中途換金によるペナルティーもありますから、
当面、使う予定のない「余裕資金の運用」のひとつとして考えられたほうがいいと思います。
Posted by naochi at 2006年03月09日
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